情報教育視察


2003.08.24

笠岡市立中央小学校

「ネットディ」








 6月14日(土)、井原市議会の上田議員に誘われて、新吉中学校の「ネットディ」という手作りのLAN敷設工事をしている様子を視察に伺った。
 その時、かつて笠岡小学校で長女の担任だった高橋教諭にお会いした。
 その後、高橋教諭に無理をお願いして、7月には中央小学校のディジタルコンテンツ活用授業も視察させて戴いた。

 今回は、笠岡市で2番目の「ネットディ」を中央小学校で行なうという事で、またまた無理をお願いして、井原の上田議員と視察に伺わせて戴いた。
 ただ残念ながら高橋教諭は連日の激務による体調不良という事でお休みされた。

 「ネットディ」とは、教員とボランティアのPTAで手作りで校内のLAN敷設工事を行うという事業である。
 当日は、岡山県情報教育センターから2名、笠岡市教育委員会から3名、専門学校ビーマックスから5名、PTAから18名、北木小学校の原田校長、そして中央小学校の校長・教頭と29名の教諭が参加した。


ネットディの参加者

図書室で日程・作業説明

中央小学校 LAN工事配線図

 中央小学校の場合、PTAに専門の電気業者がいて事前にかなりの部分の工事をボランティアで施行していた。
 当日は、残った最終的な接続工事である。
 中央小学校では、体育館を含めてほとんどの教室をLANケーブルで結ぶという本格的な工事である。
 教室内ケーブル敷設、各教室に情報コンセント装着、ケーブルテスターによる確認、PCによる動作確認という作業である。
 こうした手作りのLAN敷設工事により、安価で学校LANを構築していくわけである。
 学校予算が厳しい状況で、今後「ネットディ」を実施する傾向が高まると思われる。
 ただPTAの負担が大変という課題が残る。


モジュラジャックの結線作業

この作業がなかなか難しい

結線をケーブルテスターで確認
結線が間違っていればすぐにわかる

廊下のケーブル
後付のため、露出となる
しかし、素人にはなかなかここまでの工事は
難しいと思われる

教室の天井裏からケーブルを引き込む
天井裏から隣の教室の天井裏へ
作業しているのは北木小学校の原田校長
以前、笠岡小学校で次女の担任だった