平成13年12月定例会・個人質問


質問通告書(11月26日提出)

質問原稿全文(12月7日に質問)





     個 人 質 問 通 告 書 
  並びに答弁の要旨



ペイオフについて


 平成14年4月からのペイオフに対して、本市の対応について尋ねる。

 (市長答弁) 5月29日に、岡山県都市収入役会による、岡山県都市収入役ペイオフ対策研究会を発足、また笠岡市においても8月2日に、庁内関係課の課長補佐、係長を構成する笠岡市ペイオフ対策研究会を設置して勉強会を行っている。岡山県10市と連携強化しながら引き続き情報収集等を図り最善の対応策を進めたい。

政策提言について

 職員・市民等のワーキンググループによる政策提言を基に、地域と協働でまちづくりを推進できないか尋ねる。

 (市長答弁) 来年度、市民参加による「仮称・21世紀市民と考えよう、新笠岡時代まちづくり市民懇談会」を組織して、研修会、専門家の紹介、ワークショップ等を通じて、市民・市職員による協働の新たなまちづくりを推進したい。また来年度、策定予定の「まちづくり条例」についても懇談会で検討をお願いしたい。


施設の使用料・入館料の減免について

(1)市制施行50周年記念事業において市民参画の事業が数多く予定されている。これらは市の施設の使用料を減免し、わずかな補助金を出しているだけである。
 こうした施設の減免は50周年の年に限らず、適用できないか尋ねる。

 (市長答弁) 市民の方々が行政に協働参画し、活力あるまちづくりを継続していくための条件を何らかの形で実施したい。

(2)市制施行50周年記念の市民へのプレゼントとして、竹喬美術館・カブトガニ博物館・郷土館等の本市の文化施設を笠岡市民に限り、平成14年度は無料に減免できないか尋ねる。

 (市長答弁) 年間を通じての無料開放は無理だが、それぞれが目的にふさわしい一定の期間を「市制50周年記念サンクス週間」とか「サンクス月間」と銘打って無料開放するなどの方法を検討してみたい。

笠岡市民のしおりについて

 平成13年度事業で、市勢要覧・くらしの便利帳を作成中だが、もっと笠岡市の事がわかるような冊子を作成できないだろうか。「議員のしおり」はコンパクトで笠岡市の事がわかりやすく記されている。こうした冊子を市民に対して「市民のしおり」として配布できないか尋ねる。

 (総務企画部長答弁) 全世帯配布ではなく、地区・公民館等へ備えたい。またホームページの掲載も考えて必要とする市民に情報提供していきたい。


わかりやすい笠岡の魅力が満載した観光パンフレットについて

 本市においても、いろいろな観光パンフレットがあるが、もっと笠岡の魅力(笠岡自慢の食事ができる場所・施設等)をわかりやすく記した総合観光パンフレットを作成できないか尋ねる。

 (答弁) 今後の改訂においては、笠岡市観光連盟や商工会議所など関係団体とも連携をとりながら、食文化や特産品にかかわる内容も盛り込んで、笠岡の魅力をさらにわかりやすくしたい。




質問原稿・全文

(12月7日に質問)





個 人 質 問

                                 平成13年12月7日


 
ペイオフについて


 ペイオフとは、金融機関が破たんした場合、そこに預けてある預金などを、1名義当たり元本1000万円とその利息分を限度に政府出資の預金保険機構が払い戻す制度であります。少額預金者保護のため1971年に制度化されております。
 94年から金融機関の破たんが相次ぐと預金者の不安が高まり、95年6月に旧大蔵省、現財務省がペイオフ凍結による預金の全額保護を宣言致しました。そして96年6月、特例措置として2001年3月末までペイオフを凍結する改正預金保険法が成立致しました。

 自治体の公金預金もペイオフの対象となり、一般預金者と同様に元本1000万円を超える分については払い戻しが保証されないわけですが、国などからも具体的な対応指針は示されておらず、各自治体は対応に苦慮しているところです。
 そのペイオフについては、本年6月定例会に奥野議員さんが一般質問されております。そして収入役さんが「県下10市で連携して情報収集し、適切な公金運用について研究を行い、県下10市で足並みをそろえて適切な対応をしたい。」と答弁されております。
 平成14年4月からのペイオフに対して、本市の対応についてお尋ね致します。



 政策提言について

先日、誠信クラブで函館市の「まちづくりセンター」を行政視察致しました。
 その設置目的は、中・長期的視点に立ったまちづくりに係る新規施策等について調査・研究を行うとともに、市民が自主的に取り組むまちづくり活動支援する関連情報を収集・提供し、もって行政と市民、団体、企業など、地域が協働し、豊かで質の高いまちづくりを推進することとしております。当面は政策研究機能に重点を置き、地域シンクタンクとしての運営を行っているところでございます。
 組織は、事務局として、まちづくりセンター事務局長、政策調査課長、そして主査・係員が3名で、高等学校校長のセンター長と研究員(大学教授・助教授・プランニング事務所代表者)が現在3名いるという事です。
 政策研究機能の他、市民活動支援事業、人づくりまちづくり事業の推進を行っております。

 「函館市まちづくりセンター」の取り組みは、新しい市長の公約であったという事です。その新しい市長は、市役所の職員・助役と約40年間の市役所勤務だったという事ですが、企画関係に精通しており、役所的な発想とかけはなれた斬新な考え方で、市民と協働のまちづくりを目指しております。
 現在、12名の市職員のワーキンググループによる政策提言の検討を行って、函館改造という政策検討に大きな期待が寄せられております。
 そして調査・研究の内容については、政策情報誌「サリュート・函館」、また庁内向けのミニコミ紙を通じて広報しております。
 
その政策情報誌「サリュート・函館」には、様々な政策提言が掲載されております。
 「まちづくり研究員」による提言、市職員の提言と様々な政策提言に「夢とロマン」を感じたわけでございます。実にいろいろな考え方やアイデアがあるものだと感心致しました。提言の中には、映画・音楽・アート・自然エネルギー・ラーメンというようなテーマでのによるまちづくりとか、滋賀県長浜市の事例等を生かした提言とか様々な考え方を示しております。
 
 また函館市の視察の前日に、青森県黒石市の「中心市街地の活性化について」行政視察致しました。
 黒石市は、城下町として陣屋を中心として栄え、明治以降も南津軽郡役所所在地であり政治・文化の中心地として発展して参りました。
 現在、行政施策の重点事項として地盤沈下が著しい中心市街地の活性化対策市街地活性化法に基づく基本計画にTMO(街づくり会社)支援事業を盛り込み、官民一体となった街づくりの取り組みを行っております。
 
黒石市の中心市街地においても空き地・空き店舗が多数発生し、空洞化が急速に進行したという事です。
 中心市街地は、黒石市の歴史・文化を育んできた場としてだけでなく、市の顔ともいうべき場所であり、再活性化をめざして計画を作成致しました。

 江戸時代中期から建築された、現代の言い方をすると木造のアーケードである「こみせ」があります。黒石市は、寒冷で雪も多いことから、冬の吹雪から歩行者を守ってくれるほか、夏の強い日差しからも守ってくれるものです。新潟方面から伝えられたといわれており、雁木(がんぎ)と同じもので江戸・明治・大正時代に建築された「こみせ」が市街地に残されているのです。
 また商店街は、間口が狭い割に奥行きが長いところが多くて、その裏地は、庭園や畑として利用されてきましたが、最近では空き地となっているところが多く、津軽地方ではこの裏地を「かぐじ」と呼んでおります。
 そうした「こみせ」「かぐじ」を保存・再整備することによって中心市街地の活性化を図ろうとしているのです。

 平成元年から「かぐじ開発基本計画」、「こみせ通り再生・修復計画」、「中町こみせ通り街路基本計画」を策定し、「特定商業集積整備基本構想」等を作成調査、平成9年3月に横町かぐじ広場(ポケットパーク)を整備。平成10年に「中町こみせ通りから横町かぐじ広場回遊通路整備」。平成12年には、第3セクター「津軽こみせ株式会社」を設立。平成13年には活性化拠点施設「津軽黒石こみせ駅」を開業しております。
 黒石市の古くからの文化を見直して、中心市街地の活性化を図ろうとする市民との協働の政策提言から個性豊かなまちづくりを推進しているのです。
 現在、黒石市の「こみせ」「かぐじ」がある古くからの商店・造り酒屋が建ち並ぶ一角は、「日本の道・百選」にも選定されているそうです。

 笠岡市の中心市街地は再開発して古い街並みが消えて、新しい街並みとなったわけですが、現在の新しい街並みに「新しい笠岡の文化」を芽生えさせていかなければならないと思います。
 文化は創造するものです。我々の子孫に誇れる文化を創造しなければならないと思います。
 笠岡も中心市街地の活性化を真剣に考えなくてはならないでしょうし、もっともっと「夢とロマン」あふれる様々なまちづくりの政策提言が必要だと思います。

 笠岡市においても、職員・市民によるワーキンググループがいろいろな提言を行っていた時期があったと思います。
 「イベントの在り方班」「情報航海塾21」「都市のデザイン化班」という職員の政策提言を唱えて笠岡市のホームページにもその考え方を掲載しておりました。また、「離島振興」「少子高齢化」「行政組織」「笠岡農道空港」についての提言も致しておりました。
 今後もそうした職員・市民によるワーキンググループの積極的な提言を行う必要があるのではないでしょうか。
 職員・市民等のワーキンググループによる政策提言を基に、地域と協働で夢とロマンを感じる事が出来るような「まちづくり」を推進できないでしょうかお尋ね致します。



本市の施設の使用料・入館料の減免について

(1)  使用料の減免について

 市制施行50周年記念事業において市民参画の事業が数多く予定されております。
 これらは、ヒアリングにより内容協議決定したもの、再協議のもの、各課事業の参考とさせて戴くもの区分がなされておりますか、第1次決定したものだけでも、87件中、34件が採択されたという事です。
 これらの事業は市の施設の使用料を減免し、全ての事業に対して、総額でも200万円までかからない補助金を出す予定だと聞いております。
 施設の使用料の減免という事で、市民の積極的な事業がこんなに沢山でてくるのならば、こうした施設の使用料の減免は50周年の年に限らず、適用できないかと思うわけでございます。
 もちろん全ての事業が減免というわけではなく、公共性とかある一定の基準が必要だとは思います。
 今回50周年記念の基準を今後も継続できないでしょうかお尋ね致します。


(2)50周年記念として、笠岡市民に限り笠岡市の文化施設の入館料の減免について

 21世紀の最初の年というのに、デフレスパイラル、狂牛病、アメリカでの同時多発テロ、アフガニスタン空爆等、暗い話題ばかりです。
 せめてもの明るい話題と言えば、皇太子妃・雅子様のご出産、イチロー選手の大リーグでの活躍ぐらいでしょうか。
 本市においても、市制施行50周年の年に市民に明るい話題として、笠岡の誇れる文化に気軽に接する事ができないかと思うわけでございます。
 そこで市制施行50周年記念の市民へのプレゼントとして、竹喬美術館・カブトガニ博物館・郷土館等の本市の文化施設を笠岡市民に限り、平成14年度は無料に減免できないでしょうかお尋ね致します。
 竹喬美術館は新館が落成しても、まだ訪れていない市民もいらっしゃると思います。是非こうした機会を利用して戴ければと思います。
 現在の入館料収入は笠岡市民と市民以外の方との区別がつかないわけで、入館料収入がどこまで減少するか全く検討がつきませんが、そうした笠岡の文化に接する市民に対して、50周年記念の市民の皆様に対してのプレゼントをお願いできればと思うわけでございます。


笠岡市民のしおりについて

 平成13年度事業において、市勢要覧をA4版・80ページ程度を5000部で819万円の予算で、また「くらしの便利帳」をA4版・112ページ程度を23000部で、580.5万円の予算を計上して作成中だと思います。
 市勢要覧は、50周年記念式典の出席者に配り、あとは笠岡市を公式に訪れた方に配布するとかで、一般市民が欲しいと思えば、今までは2000円で購入して戴いているとの事です。概ね5年に1度程度作成するという事ですが、前回が98年・93年・92年に作成しているようです。
 また「くらしの便利帳」も概ね5年に一度の作成という事で、本年4月の機構改革等もあって、この度作成したものを平成14年4月に全戸配布の予定との事です。
 ここに「議員のしおり」がございます。議会事務局で毎年発行しております。16万円の予算で250部作成しているとの事です。平成13年版は166ページで、表紙が黄色です。
 現在、議員と職員でも課長級以上、並びに笠岡市議会へ公式に訪れた方に配布しているとの事です。
 この「議員のしおり」は、実にコンパクトで笠岡のいろいろな情報が満載されております。私はいつもバッグに入れております。いつでもどこでも、市民の皆様からいろいろな質問を受けた時に役立ちます。そんな時、この「議員のしおり」を見た市民の方々は、これを分けて欲しいと言われる事も度々ございます。

 こうした便利な笠岡の情報を、市民の皆様に配布できればと思うわけですし、せめて現在、課長級以上の職員に配布しているものを全職員に配布して、笠岡のいろいろな情報を知って戴きたいと思うわけでございます。
 「議員のしおり」を若干、手直しした冊子を作成して市民に対して「市民のしおり」として配布できないでしょうかお尋ね致します。


わかりやすい笠岡の魅力が満載した観光パンフレットについて

 日、商工観光課にご無理をお願いして、笠岡のいろいろな観光パンフレットを取り寄せて戴きました。実にいろいろな観光パンフレットがある事を知りました。
 笠岡市観光連盟のガイドブックは38ページの冊子で、笠岡のいろいろな観光施設・文化施設を網羅しております。
 また岡山県観光連盟が監修して岡山県が発行している、「イェンビュ・Vol9.2000・summer」という冊子は、15ペ―ジの総カラーです。
 笠岡諸島の美しい写真で始まり、観光地・文化施設と共に、笠岡のおいしいものを食べさせてくれるお店を紹介しております。

 現在、商工観光課で発行している笠岡の観光パンフレットは、平成11年に作成したもので、来年ぐらいに内容を変更して新しいものを作成される予定があると伺っております。
 現在のパンフレットは、裏に笠岡市の全体地図があり、表に笠岡市の概要・観光施設・文化施設・宿泊施設・交通案内・特産品・年中行事・徒歩モデルコース・ドライブモデルコース・島巡りコースを掲載しております。

 ここで、もう1つ欲しいのが「グルメ情報」だと思います。この観光パンフレトを見てモデルコースを訪れる方は、どこかで食事をしたいと思われるはずです。昨今のグルメの時代に、そうしたグルメ情報を提供し、笠岡のおいしいものを食べて戴くというのも大切な事だと思います。

 ここで、提案してみたいと思います。
 「笠岡のおいしいお店・百選」という事で市民の皆様に情報提供して戴くのです。そして「広報かさおか」や笠岡市のホームページで市民の皆様に投票して戴きます。その投票結果を「笠岡のおいしい店・百選」として、観光パンフレットに掲載するわけです。その場所については、パンフレットの裏側の地図に記しておきます。
 観光客にとって、観光施設と同じぐらいグルメ情報を求めているはずです。おいしいお店があれば、わざわざ遠くからも訪れる方もいらっしゃるはずです。
 また、私たちのように笠岡に住んでいる者でも知らない、おいしいお店を発見して、わざわざ足を運ぶことも考えられます。
 そうすれば、そのお店は繁盛致します。またそれを見て低いランキングのお店は、いかにおいしく満足戴ける味にしなければと奮闘されるはずです。

 おいしいお店は、口コミでどんどん広がっていくはずです。そしてマスコミまで取材すればしめたものです。
 観光とグルメをセットでPRし、活性化が推進されればと願っております。

 笠岡の魅力、笠岡自慢の食事ができる場所・施設等をわかりやすく記した総合観光パンフレットを作成できないでしょうかお尋ね致します





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一般質問は「通告順に」順序が決まります。
出きる限りトップバツターを務めたいと努力致しております。

代表質問は会派を代表して行い、順序は前もって決まっております。
角田訓也は「誠信クラブ」に所属しております。




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