議会運営委員会 行政視察 2006.11.14 |
長野県須坂市 須坂市は、長野県の北東部に位置し、山岳地帯・扇状地帯・沖積地帯からなる。 明治から昭和にかけては製糸の町として栄え、 近年は電子・機械工業と風光明媚な観光地、全国有数のリンゴ・巨峰の産地である。 製糸として栄えた後に、「富士通」が進出していたが、須坂市から撤退して大きな柱が消えてしまった。 須坂市は、「信州・蔵の町」として落ちついた街並みで、「やさしさと活力あふれる美しい共生・文化のまち」というスローガンを掲げている。 気候は、典型的な内陸性気候。 人口は約53,600人、面積は約150km2。 |
須坂市役所 |
須坂市議会・第4委員会室 |
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一問一答について 須坂市議会では平成13年11月30日、議会運営委員会にて議場への議員質問席の設置、一問一答について検討を行なった。 (1)発言時間は再質問を含め、1人30分とする。(答弁は含まない) (2)再質問は自席で行なう。 (3)再質問の制限回数は問わない。 平成15年6月定例会から、質問席を設置 (1)1番目の質問者は、質問席に着席し、議長の指名により登壇・質問を行なう。 (2)理事者の答弁は質問席で聞き、再質問も質問席で行なう。 (3)質問終了後自席に戻り、次の質問者は自席より質問席に移動し、議長の指名により登壇、質問を行なう。以後この繰り返し。 平成16年3月定例会から 質問者は2つの方法から自由に選択する。 (1)最初から質問席で質問を行なう。この場合は通告書の件名ごとの質問、答弁とする。 件名の最初の答弁は登壇し、再答弁は自席で行なう。 (2)最初は登壇し、一括質問、一括答弁の後、再質問は質問席で行なう。一括答弁は登壇し、再答弁は自席で行なう。 |
須坂市議会・議場 |
対面式の質問席 |
行政視察報告会 須坂市議会では、本年5月に3常任委員会が行政視察を行なった報告会を9月18日(土)に行なっている。 各常任委員会が20分程度説明し、その後に質疑応答を行なっている。 このような行政視察報告会を市民に対して行なっているというのは、私の知る限りでは初めてである。 また須坂市議会では、議長交際費もホームページで公開している。 市長交際費を公開しているところは多いが、議長交際費まで公開しているところは珍しい。 27項目の議会改革で、開かれた市議会という印象を強く感じた。 笠岡市議会も議会改革は進んでいると思っていたが、須坂市議会のこうした事例を知り、今後の課題として考えていかねばならない。 |