議会運営委員会
行政視察

2009.11.05




栃木県栃木市

「議会報告会について」



栃木県栃木市

 栃木市は、関東平野の北部・栃木県の中南部に位置し、市の北部は山並みをなし、東南部は関東平野に広がっている。
 裁判所や検察庁などの行政機関が集まる栃木県南部の行政の中心都市である。
 廃藩置県後の一時期には、旧栃木県(現在の栃木県南部と群馬県の一部)の県庁所在地であった。
 市街地には江戸時代から明治時代にかけての蔵や商家が多く残っており、こうした歴史資産を観光資源化し、関東地方では埼玉県川越市や千葉県佐原市(現・香取市)とともに小江戸サミットを開くなど「蔵の町」として知られている。
 人口、80,953人 (平成21年9月1日時点)、面積は122.06ku。


栃木市役所

栃木市役所・別館

議会基本条例

 栃木市議会に行いては、平成19年11月26日に、有志議員9名により、「議員提案条例研究会」を組織し、合計8回の会議等を重ねた結果、議会基本条例の骨子をまとめた。
 このような機運の高まりを受けて、平成20年5月20日に議会基本条例検討委員会を設置し、合計10回に及ぶ会議において条例案の検討を重ねた。
 特に素案について市民団体等との意見交換等を行ない、一部修正を加えた後、平成21年3月定例会において議員提案条例として上程され、全会一致で可決成立した。


市議会報告会

 栃木市議会では平成21年10月に栃木市議会報告会を開催した。
 20名の議員が5人づつの4班に分かれて、8ヶ所の会場で行った。会場の設営・進行・片付けまで全て議員が行ない、参加者は8ヶ所で457名であった。

報告会の内容

1.栃木市議会基本条例制定の経緯と目的について
2.議会報告会の趣旨・議会活動について
3.9月定例会の主な案件他について
4.合併について
5.質疑応答
6.議会運営に関する意見・提言等


栃木市議会・委員会室

栃木市議会・本会議場

本会議のPR

 栃木市議会では、定例会の開催前に、本会議の日程、一般質問の質問者・質問内容等を、チラシで市民にお知らせしている。
 傍聴しやすい環境に努めるために、個人質問の初日の開催30分前に本会議場で議場コンサートも開催している。(平成15年12月定例会からスタート、平成21年9月定例会は22回目で、津軽三味線の演奏)
 また一般質問の当日の午後9時と11時からケーブル放送で、録画放送も行っている。(一般質問の放映時間は1人15分)
 こうしたPRI9L<本会議の傍聴者は53名の定員が午前中は満席になるという。
 委員会の傍聴は委員会室の広さの関係により、市民は約5名まてで、あとの希望者は第2委員会室で音声だけを聞く事が可能である。