環境福祉常任委員会
行政視察

2009.10.29




北海道登別市

「森の中の子育てについて」



北海道登別市

 登別市は、北海道の南西部に位置し、形状はほぼひし形をしている。南は太平洋に面し、その海岸線はほぼ一直線で、東は登別漁港、クッタラ湖付近で白老町と接し、北はオロフレ湖・来馬岳、西は室蘭市・伊達市に接している。
 登別市は、海・山・温泉と自然に恵まれており、年間350万人を超える観光客が訪れる。
 交通の利便性や良好な居住環境を生かして企業誘致活動や農業・水産業の振興など幅広く厚みのある産業構造の形成に努めている。
 人口は52,664人(平成21年9月末)、面積は212.11ku。


登別市ネイチャーセンター
「ふぉれすと鉱山」

ネイチャーホール

森の中の子育て

 登別市が設置した宿泊型自然体験学習施設「登別市ネイチャーセンター ふぉれすと鉱山」を指定管理者として「NPO法人 登別自然活動支援組織モモンガくらぶ」が運営を行っている。
 森のサロン・森の幼稚園等、親子で自然体験ができる様々な取り組みを行っている。
 廃校になった小中学校校舎を改築した建物を教室等に利用し、新たに建築した宿泊施設が廊下でつながっている。
 大人1人・1,800円、高校生1人・1,200円、小中学生1人・500円の宿泊料で、入館料は無料である。
 平成20年度の利用者は約25,000人となっている。


NPO法人 
登別自然活動支援組織モモンガくらぶ


 自然活動を通じて人と人、人と自然のふれあいを促進し、子どもむから大人まですべての人が、豊かな自然を五感で感じ、遊びの中で感動し、自然の大切さを学び、自然の価値と自然を大切にする心を育むことを通じ、豊かな人間性を創造し、自然と共生できる暮らしとまぢくりに寄与することを目的としている。

事業概要


1.子どもや大人及び高齢者・障がい者への自然活動の提供と及び自然活動支援の実施
2.環境・自然に関わる人材の育成と新たな雇用の場の創出
3.環境・自然に関わる情報及び学習プログラムの情報収集と提供
4.環境・自然に関わる調査・研究
5.関係団体及び個人の相互情報交換や活動の支援
6.上記の事業に附帯する事業


建物平面図

上部が廃校になった校舎を利用

休憩室

木工室

展示室になっている廊下

図書室

森の中の親子

思う存分遊べるバンガロー