議会運営委員会
行政視察

2009.01.21




愛知県新城市

「議会運営・タウンミーティングについて」



愛知県新城市

 新城市は、新城市、鳳来町、作手村の新設合併によって平成17年10月1日に誕生した。
 市域の84%は、三河山間部を形成する豊かな緑に覆われ、東三河一帯の水源の役割を果たしている。
  桜・紅葉が美しく、「三河の嵐山」とも呼ばれる桜淵公園や、霊鳥仏法僧(コノハズク)の棲む山として全国的に知られ、国の名勝に指定されている鳳来寺山など、市域に広がる国定公園・県立公園の指定区域には、特徴ある地形や豊かな植生、美しい景観が点在している。
 人口は、約52,000人、面積は499.00k㎡。


新城市役所・東庁舎

新城市議会・委員会室

新城市議会

 新城市は、新城市、鳳来町、作手村の新設合併によって平成17年10月1日に誕生し、3つの選挙区から30名の議員が選出されている。
 平成20年12月定例会で、次回の市議会議員選挙から議員定数を18人と決定し、選挙区についても次回選挙から廃止し、新城市全体での選挙を行うことを決めている。

 現在は、総務文教委員会8名、福祉病院委員会8名、経済環境委員会7名、建設消防委員会7名、また光ネット活用特別委員会8名、議会運営委員会10名となっている。
 会派は5つの会派がある。


新城市議会の一般質問


 代表質問は、3月定例会と市長就任後の初定例会で、個人質問は毎定例会となっている。
 質問は1問目から、通告書の記載の件名ごとに質問席から一問一答で行う。
 質問時間は答弁を含めて1人60分以内(代表質問は90分以内)で、質問回数の制限はない。
 留意点として、次の件名の質問に入った場合は、前の件名の質問に戻らない。また通告した件名であっても通告時間を過ぎると質問できない。そして通告時間内に答弁に入ることができない質問は行わない。


新城市議会・本会議場

新城市議会・タウンミーティング
(しんしろ市議会だより表紙より)

タウンミーティンク゜

 
新城市議会では、平成20年8月25日から9月4日まで9会場でタウンミーティングを開催し、401名の市民が参加した。(いずれの会場も午後7時30分から午後9時)
 タウンミーティングの意見集約とアンケート結果を市議会ホームページ上で公開し、10月1日・2日・3日にまとめのタウンミーティングを開催した。
 そして10月24日には議会運営委員長名でタウンミーティング報告書を議長に提出した。
 その報告書には「新城市議会先例集」の見直し、「議会基本条例」にかかる研究等の今後の取り組み、議員定数の議会としての方向性のとりまとめが必要と報告された。

 タウンミーティングでの市民意見集約には、議員定数や選挙区に関して厳しい意見が続出したという。