海水浄化船・視察

岡山県市議会議員研修会

チボリ公園・再建計画


2002.08.20
 

午前中に笠岡湾・水質ろ過船の視察
午後から岡山コンベンションセンターにおいての岡山県市議会議員研修会
夕方には、チボリ公園で「再建計画」についての講演

朝から晩までの研修の一日でした。
 




笠岡湾・海水浄化船・視察地

笠岡湾・海水浄化船
 

 神島大橋の北側に係留している海水浄化船。
 8月1日から10月末まて産官学共同実験を行っている。
 笠岡市立カブトガニ博物館は、浄化していない湾奥部などの海水と浄化した海水とで、カブトガニの幼生飼育を比較実験している。
 抜本的な笠岡湾の水質改善のためには,生物が住める環境が必要。
思っていた以上に海水の汚れは深刻

@笠岡湾の航路のヘドロを浚渫し,麻袋に詰め込む。
Aその上にスラブを敷き詰める。
Bその上に砂を敷き詰める。
以上のようにする事で,水深が深くなることにより水温が低下する。
(現状では水温が30度を越えており生物が好まない。)
 砂を敷設することにより,海水を浄化する微生物等が住み着く。
 そして「あまも」等の植物が砂に根付くことにより,水質改善が進むという事である。




岡山県市議会議員研修会地部


「地方分権と人づくり」

    講師・東洋大学経済学部教授
            竹内佐和子氏


@地方分権の時代到来 国による財政的保障が大幅削減 これからの財政的課題
A地域の戦略づくり 将来に向けた安心を設計
B制度改革とマネジメント能力により地域ブランド価値を作る
C住民が地域を経営する時代へ 財源調達モデルの開発
D地域経営の材料吟味 サービスの切り分けと選択
E投資家集めと新しい行政運営手法の導入 時間とお金を集める
F産業と地域と行政の新しい関係づくり
G市町村合併の選択肢 サービス共同体株式会社構想


 環境サービス・福祉サービス・水道事業等の成長産業は自治体の事業である。
 自治体は、どこにどのように出資するかを決定する人材が必要。
 自治体は投資家にならなれければならない。
 国の補助金をあてにするのではなく、民間の資金を活用。
 自主財源確保は税金・料金の見直し。
 自治体はサービスを提供・・・自治体が直営で行うのではなく、共同体が行う。
 新しい自治体の民営化が必要。
 若い優秀な人材を集めた「サービス共同体株式会社」。
 住民が地域に再投資。自治体は地域の経営者。

閉会挨拶
岡山県市議会議長会議・副会長 
三好孝一・笠岡市議会議長





チボリ公園・再建計画


 第3セクターの営業不振や破綻が続く中で、岡山県より外郭団体に対し、経営計画の策定が求められた。
 チボリ・ジャパンとしても経営改革を行う中、駐機経営計画を作成した。 
 
 社員自らがパフォーマンスを行い、年間を通じてのエンターテイメント、おいしい食事で再生に努力している。

 財務体質の改善は相当の努力が必要だと思うが、中期経営計画によりチボリの魅力が増してリピーターが増えることを祈っている。