誠信クラブ 行政視察 2008.08.22 |
長崎県雲仙市 長崎県雲仙市は、平成17年10月11日に、南高来国見町・瑞穂町・吾妻町・愛野町・千々石町・小浜町・南串山町の7町が対等合併して誕生した。 雲仙市は、島原半島の北西部に雲仙普賢岳を取り巻くように位置しており、北岸は有明海に、西岸は橘湾に面している。地勢は、雲仙山系の険しい山地と、それに連なる丘陵地、及び海岸沿いに広がる平野部からなり、東西約17km、南北約24kmとなっている。 人口は約49,949人(平成20年3月31日)、面積は約206.87ku。 |
雲仙市役所 (旧吾妻町役場) |
雲仙市議会・委員会室 |
雲仙ブランド 雲仙市内における優良な農畜水産物や農産・水産加工品を雲仙ブランドとして認定し、市内の優良農畜水産物を県内外の消費者販売・PRし、優良特産品の認知度を高めるとともに有利販売につなげ、市の活性化を図る目的で「雲仙ブランド」商品の申請受付を行った。 申請できる商品は、市内で生産・製造・加工・水揚げされた農畜水産物であり、認定基準を1つ以上満たしており、農産物および水産物については、栽培または養殖履歴の開示ができることが必要。 認定申請については、生産者団体(部会)等で申請が必要だが、生産者数が少なく、生産者団体等が無い場合は、相談して協議を行う。 現在12団体で24品目が雲仙ブランドとして認定されている。 主な品目は、吾妻味噌・苺ジャム・柚子こしょう・雲仙こぶ高菜漬け・手作りこんにゃく・梅干・馬鈴薯・雲仙スターチス(切花)・八斗木白葱・雲仙茶・瑞穂産牡蠣・瑞穂産あさり・エタリの塩辛・雲仙こぶ高菜まんじゅう・塩の宝石・雲仙グリーンメロン・雲仙ブリ・雲仙トラフグ・特別栽培米「にこまる」 |
認定基準1 生産・製造等において、環境に配慮した取り組みや、自然が本来持っている機能を活用した栽培・生産方法を取り入れていること。 ★国および県が定めた特別栽培農産物生産に係る基準をクリアしている(認証を受けているかまたは申請している)。 ★自然が持つ機能を活用した栽培・養殖・加工をしている。 認定基準2 歴史的背景や生産・製造の事業展開上において、雲仙市のイメージ向上につながる物語性などがあること。 ★歴史、経緯などの過程において地域に根ざした物語性・話題性がある。 ★長年その地域で生産・製造・収穫され、地域に定着しており、地域を代表する産物となっている。 ★収穫や生産量が少なく、希少価値がある。 認定基準3 その農畜水産物などが、他地域で生産されている類似の商品とは生産・特徴の面において差があり、市場等から品質面において優れていると認められているもの。または、品質の高さを証明できるもの ★商品特性(品質、形状、味、糖度、色、鮮度など)においての差異がある。 ★公的機関などが定めた上位格付等級。 ★生産および出荷技術が統一されており、品質維持・向上のための特徴的な生産がなされている。 ★市場などから品質等において特に優れていると認められている。 認定基準4 国、県などから技術面において農業賞または同等クラスの賞を受賞した生産者(団体)が生産した商品であり、現在も技術面において継続されているもの。 認定基準5 材料にこだわって生産・製造された農畜水産加工品であり、食品表示法に基づく表示がなされているもの。 ★国内産の原料のみを使用して生産された加工品であり、原料の産地が明確である上に、合成保存料・合成着色料等の添加物を使用していない商品である。 ★地元の農畜水産物を使用して開発した商品であり、見た目または食味において農畜水産物を使用していることがわかり、品質および味などにおいて優れている。 |
雲仙市・農畜産物・パンフレット 雲仙ブランド 直売所一覧 |
雲仙ブランド・ロゴマーク |
雲仙ブランド・ロゴマーク 雲仙市の広報誌で行った「雲仙ブランドロゴマーク」の市民投票に対し、164票の応募があり、この市民投票の結果を参考として、雲仙ブランド認定委員会で協議した結果、一部ロゴ変更した上で、雲仙ブランド・ロゴマークを決定した。 「雲仙ブランド」に認定された産物に、このロゴマークを付けて販売している・。 雲仙市の「う」の文字をモチーフに、緑を育む雲仙普賢岳、青く美しい2つの海などの豊かな自然と、優良な産物をイメージした生産者、消費者、みんなの笑顔を明るく楽しく描き、親しみやすい雲仙ブランドのロゴマークとしてデザイン。 |
雲仙市・観光物産まちづくり推進本部 観光まちづくり推進課(物産推進) 係長 林田真明 氏(ちゃんぽん番長) この小浜ちゃんぽんを、マスコミにも乗せて 全国的に注目させた仕掛け人。 |
小浜ちゃんぽんマップ 日本の三大ちゃんぽんは、長崎・天草・小浜温泉と言われている。その雲仙市小浜町の食の文化 「小浜ちゃんぽん」をマップとして作成したのが、ちゃんぽん番長の林田氏である。 |