第40回・岡山県市議会議員研修会


2008.08.19

岡山プラザホテル






 「議会が地方自治を変える〜立ち上がれ地方議員!〜」という演題で、講師の穂坂邦夫氏が準備されていたレジュメを下記に掲載しました。



第40回 岡山県市議会議員研修会
 

 「議会が地方自治を変える〜立ち上がれ地方議員!〜」

            NPO法人地方自立政策研究所理事長 穂坂邦夫 氏



講師略歴

昭和16年8月14日 埼玉県志木市生まれ・埼玉大学経済短期大学卒業
昭和41年4月     埼玉県職員
昭和43年6月     足立町(現志木市)職員
昭和47年4月     志木市議会議員(4期)  昭和57年3月・第8代議長
昭和60年6月     埼玉県議会議員(5期)  平成9年3月・第99代議長
平成13年7月     志木市長
平成17年7月     NPO法人・地方自立政策研究所・理事長
平成20年4月     地方自治経営学会会長


1.なぜ議会改革が求められているのか

(1)成熟社会の加速と財政悪化による住民意識の視線
  「2つの世界一と厳しい住民の視線」
      人口減少国家・財政悪化・・・・・・・日本には2つの世界一がある

(2)住民に理解されない地方議会
  「開かれた議会を拒む慣習と錯覚」
      開かれた議会への取組みが必要

(3)地方財政健全化法の住民と議会への影響
  「変化する住民の関心と議会の役割」
      今後は議会選出の監査委員は不要・・・外部監査委員の監査が望ましい

2.議会の役割を再確認する

(1)地方議会は自治体の最高責任者
  「中央集権的運営の限界と分権社会の到来」
      議員としての自覚とプライドを持って、議員活動を

(2)二原則における活動の再検証
  「議員内閣制と異なる地方議会」

(3)議会がリードする分権と地方の自立
  「主役の自覚と機能の拡大」


3.議会改革に挑戦する

(1)議会の体質を変える
  「開かれた議会と政策議会への転換」

(2)議会の活動のあり方を変える
  「議題の設定と自由な政治活動における議会意志の発揮 (自立・再生・地域振興) 」

(3)役割の視点を変える
  「自立する自治体の創造」

(4)議会の機能を発揮するサポート体制を確立する
  「必要経費の捻出と行政職員の共用」

(5)住民参加による議会基本常例を制定する
  「審議会や公聴会公聴会の設置と活用」

(6)地域に残す足跡を創る
  「経験ある議員は議会改革のリーダー」