建設産業常任委員会

管内視察

2002.07.22〜23

管内視察とは
常任委員会の所管する事業、施設を見学し
執行部から説明を受けるため
市内を巡回することです。

今回の建設産業常任委員会では
陸地部と島地部を2日間
視察致しました。
 
 




陸地部 7月22日(月)

11番町緑道公園
 
 公共下水道事業の雨水幹線として整備された用地を新市街地番町地区の環境保全、憩いの場として延長1300mの緑道として整備中。(平成2年度〜平成15年度までの14ヵ年が事業年度・総事業費16億円・進捗率76.3%(14年3月31日現在)・都市局所管国庫補助金・1/2 )

林道・寺間水落線から見た笠岡湾干拓地
 
 民有林林道開設事業で、神島を東西に横断し、総延長5364m、幅員4m。昭和63年度〜平成12年度の13ヵ年が事業年度。事業費6億2100万円。
 林道開設事業が完了後、「ふるさと林道整備事業」活用し、効率的・効果的に舗装工事を実施中。(平成13年度〜14年度の2ヵ年・事業費約6000万円)
寺間排水機場

 笠岡湾干拓地区内の支線排水路及び承水路から遊水地へ導入し外海へ排出する施設である。
 基幹水利施設管理事業で、国30%・県30%の補助率である。
市道・生江浜岬線道路改良事業

 国道2号線生江浜地区から、アグリスポーツ公園に向かう市道で、平成9年度〜15年度の事業年度で延長525mで幅員6.0mで歩道を含めると11.0mである。
 全体事業費は10億6800万円。
 墓地移転や民地の買収等を済ませ、今後写真正面の山の裾を切り崩していく。
県道・倉敷笠岡線

 笠岡市浜田から宮地を抜けた三愛園の下から撮影。この県道の拡幅が完成すれば、交通体系が大きく変化すると思われる。笠岡市北部・今立地区・鴨方里庄町の北部からの通勤者には大変便利になる。

隅田川修景整備事業

 隅田川の大久保南側から川辺屋町の県道井原笠岡線までの延長450mの整備事業。平成7年度〜14年度で事業費は5億7700万円。本年度が最後で近々、インターロッキング舗装を実施する。笠岡高校・笠岡商業高校の通学生が利用する道路なので、できる限り夏休み中に工事を進めたいという事だが、若干遅れそうである。
大井出堰・県営広域基幹河川改修事業

 一級河川小田川河川改修事業に伴い、水源施設(井堰)の補償事業で、鋼製魚腹式起伏ゲート(消音装置付き)を、3門設置している。
平成10年度〜13年度の事業年度で、事業箇所は井原市木之子町下原〜東江原町三ツ榎内
内陸工業団地
コーセー化粧品中四国流通センター


 笠岡市みの越の内陸工業団地11区画の1号地に立地しているコーセー化粧品の配送センターである。佐川物流の社員で主に若い女性がてきぱきと仕分け梱包作業を行っている。コンピューターで在庫管理を行い、その出荷指示に従って、手早く仕分けしている。
 内陸工業団地11区画のうち、まだ3区画が売れ残っている。企業誘致が喫緊の課題である。




島地部 7月23日(火)

白石島漁港

 遠くから見ると、工事中の矢板のように見えるが近くから見ると、レンガをイメージした堤防である。
 この漁港の中に、漁業経営構造改善事業で、水産物加工処理施設(平成14年4月〜9月末・総事業費2億716.5万円)・漁業用作業保管施設を建設中である。)
 また漁業振興特別対策事業(ノリ協業化等推進事業)平成14年4月〜9月末の事業期間で2956.8万円で摘採兼処理船1隻を建造する。
真鍋島
漁業集落環境整備事業
ゆきの浜処理場


 計画人口1310人の下水処理施設。15億円の事業費で昨年完成した。
 美しい瀬戸内海の水を守る貴重な施設である。
 真鍋島の島内7ヶ所のポンプを通過して、この処理場に汚水が集まり浄化する。
 今後の下水道接続率が課題となる。
 この整備事業全体の事業費は25億円で、緑地広場・集落道整備を平成20年度までに整備する。
六島
湛江漁港地域水産物供給基盤整備事業


 平成7年〜22年度の事業年度で、防波堤新設・物揚場用地整備で全体予算は、22億7900万円。
 平成14年度は防波堤基礎工・堤体製作工を7161.5万円の事業費で行う。
夢ウエル丸

 途中、日本で始めての福祉船「夢ウェル丸」に出会った。
神島
敬愛園


 写真中央より左部分に見える建物が敬愛園という養護老人ホームである。
 美しい瀬戸内海の眺望が自慢である。天気の良い日には瀬戸大橋も見える。

神島
老人福祉施設「天神荘」とマリーナ


 神島の「島の天神」に隣接する特別養護施設と、マリーナである。
カブトガニ博物館と第一病院

 カブトガニ博物館の隣にある第一病院と特別養護老人ホーム「瀬戸内荘」
 
日本のコートダジュール

 福祉の先進都市として南フランスのコートダジュールをイメージし、老人施設・保養施設を充実させ、日本中のご老人が一度とは訪ねてみたい、また住んでみたいと感じるような街づくりはいかがでしょうか?